豊田通商株式会社のグループ会社であるCFAO 社から母子健康手帳の寄贈を受けました(2024年3月)
アンゴラでは、2017年から2022年に実施されたJICAの「母子健康手帳を通じた母子保健サービス向上プロジェクト(通称PROMESSA)」で母子健康手帳が導入されました。PROMESSAの対象州は3州のみでしたが、アンゴラ保健省の地道な努力によって、2024年3月までにアンゴラ全18州中15州にて導入が開始されています。アンゴラ保健省は、2025年までに全国展開を目指しています。
そして、今回、豊田通商株式会社のグループ会社であるCFAO Motors Angola社1から、母子健康手帳5.5万部が保健省に寄贈されました。これまでにも2019年と2022年に合計75.5万部を寄贈いただいていました。これら母子健康手帳は、本プロジェクトの対象州であるウアンボ州とウィラ州で配布されます。
2024年3月2日には、CFAO Motors Angola社代表および在アンゴラ日本国大使館特命全権大使、JICA田中明彦理事長、アンゴラ保健省副大臣の出席のもとで、贈呈式が実施されました。母子健康手帳の裏表紙には、CFAO Motors Angola社のロゴが加えられています。プロジェクトでは、寄贈いただいた母子健康手帳が、お母さんとその家族にしっかりと使ってもらえるように活動に取り組んでいきます。
1 2022年にToyota de Angola社から社名変更
CFAO Motors Angola社のロゴが入った母子健康手帳の裏表紙
贈呈式での集合写真
大切に使われている母子健康手帳
母子健康手帳とともにすくすく育つウアンボ州の赤ちゃん