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第4回本邦研修を実施しました!

「モンゴル国学校給食導入支援プロジェクト」では、2024年6月6日~15日に、第4回目となる本邦研修を東京都と愛知県で実施しました。今回の研修テーマは「給食提供における自治体の役割(食育、アレルギー対応等を含む)」です。研修には、教育・科学省から2名、その他教育総合庁、ウブルハンガイ県教育局、ドンドゴビ県及びウランバートル市のパイロット校から1名ずつの計6名が参加しました。

本研修は東京都でスタートし、はじめに文部科学省の講師から学校給食や栄養教諭の制度や歴史、実施体制、またアレルギー対応や特別支援学校用の給食にかかる制度や各種マニュアルについての講義を受けました。その後、愛知県へ移動し、愛知県教育委員会、愛知県農業水産局、豊田市保健給食課、豊橋市役所教育部、豊橋市保健所から、各機関が実施している学校給食や食育に関連する業務についての講義を受講したほか、豊橋市曙給食センター及び豊田市立旭中学校にて視察を行いました。

曙給食センターや豊田市立旭中学校では、施設を見学するだけでなく、実際に給食を喫食し、研修参加者からは、地場産物をふんだんに用いた栄養バランスのとれた学校給食に感嘆の声が聞かれました。また、アレルギー対応の実際や、食育の様子、生徒自身による配膳・下膳の様子をみたことは、研修員がそれぞれの立場から、モンゴル国における学校給食改善を検討する材料となった様子でした。

研修の最後には、モンゴル国の自治体において学校給食を担当している職員向けに作成している「学校給食実施マニュアル」の改訂作業を行いました。このマニュアルは、モンゴル国全土において、一定の学校給食・食育サービスを提供できるよう、給食・食育実施上のポイントをまとめたマニュアルとなっており、本研修を通じて得られた学びを反映させることで、より良いマニュアルとなることが期待されます。こちらの改訂作業は、今後も引き続き行われる予定ですので、プロジェクトも適宜サポートしながら、最終化を進めていきます。

今回の研修での学びが、モンゴル国における学校給食・食育の実践や改善に生かされ、より良い学校給食・食育が推進されることを期待しています!

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学校給食実施マニュアル改善へ向けた検討の様子

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修了証を手に笑顔の研修員たち

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文部科学省からの講義

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豊橋市曙給食センターで、調理の様子を興味深く視察する研修員たち

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豊田市保健給食課からの講義

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豊田市立旭中学校での給食喫食体験

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豊田市立旭中学校での生徒との交流