モンゴル学校給食導入支援プロジェクト

モンゴルでは、2019年の学校給食法施行以降、段階的に全ての小学校において従来の軽食よりも栄養バランスの整った「給食」を提供しています。しかし、課題として、安全で栄養価の高いメニューの提供、衛生管理・食中毒ヘの対処、食材の供給体制・調達方式の整備、調理場・資機材の整備、栄養士・調理員の育成、食育の拡充などが挙げられています。

本事業は対象地域において、入手可能な食材による栄養バランスのとれた給食を提供する環境整備、地域特性に基づく給食の提供体制の整備、安全で栄養バランスのとれた給食を提供する行政機能の強化を行います。これにより、全国の初中等学校で安全で栄養バランスのとれた給食を提供する体制整備を図り、栄養バランスのとれた給食の普及拡大を目指します。

（１）上位目標
モンゴルの初中等学校で安全で栄養バランスの取れた給食の提供が増加する。

（２）プロジェクト目標
全国の初中等学校で安全で栄養バランスのとれた給食を提供する準備が整う。

（３）成果
成果１
入手可能な食材に基づいた、栄養バランスのとれた給食を提供できる環境（人材育成、栄養摂取基準、献立等）が整備される。
成果２
地域特性に基づいた給食を提供するための体制が整備される。
成果３
安全で栄養バランスのとれた給食を提供するための行政機能が強化される。