地場産のスイカが学校給食に提供されました！

学校給食導入支援プロジェクトでは、食材調達改善の一環で、地場産物の学校給食への利用を推進しており、県学校給食委員会を通じて、県庁や県教育局、県農牧局、生産組合、調達企業、学校が協力する仕組みづくりを進めています。1年ほど活動が継続した現在、うれしい成果も出てきました。

その一つが、9月16日に、地元で栽培された日本品種のスイカ（Golden embuu）80kgが、ドンドゴビ県のパイロット校ゴビ－ン・イレドゥイ学校とマンダル学校で提供されたことです。スイカの種は MORA JA Group によって供給され、プロジェクトの協力者である Tsever Shimt Urgats　生産組合 によって栽培されました。果物は単価が高いため、なかなか学校給食で提供することができませんが、1年間、県学校給食委員会の活動を実施してきたことで、今回の提供が実現しました。地場産の食材供給が野菜から果物にまで拡大したことを関係者も喜んでいます。

県教育局は地場産食材を学校給食に活用できるよう、収穫時期に合わせた１カ月の共通献立の導入に取り組んでいます。今回の事例は、栄養価を損なうことなく、新鮮な果物を地元から提供した好事例となりました。今後も地場産の安全で新鮮な食材が子どもたちの学校給食に使われるよう、体制づくりの支援に取り組んでいきます。