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トンガリサイクル協会(TRA)PETボトル・アルミ缶回収施設竣工式がコロモトゥアで行われました。

2025年3月22日(土)、トンガリサイクル協会(Tonga Recyclers Association、以下TRA)のPETボトル・アルミ缶回収施設竣工式がコロモトゥアで行われました。TRAは、2024年から「Tufi Tanaki Pea Fua(回収-資源-売却)」プログラムを開始し、廃PETボトル及びアルミ缶を対象に、コカ・コーラユーロパシフィックパートナーズ (CCEP)、 コカ・コーラ ASEAN & 南太平洋、SWIRE SHIPPINGと協力し、飲料容器の回収、圧縮処理、国外輸出の活動を進めています。

昨年はトンガタプ第 1 選挙区の 8 つの学校で試験的に飲料容器の回収が実施され、本日の式典以降からトンガタプ島全土の全ての学校に同回収網が拡大されました。国際協力機構がトンガを含む9ヶ国で実施している廃棄物管理プロジェクトJ-PRISM3 では、同プログラムで使用される回収袋の調達を支援しました。

同竣工式には、マテニ・タプエルエル歳入・関税大臣、稲垣久生日本大使、MEIDECC、WAL、JICAトンガ支所、J-PRISM3専門家等、約50名以上が出席しました。

マテニ・タプエルエル歳入・関税大臣は基調演説の中で、「トンガタプ第1選挙区での2024年6月から12月までのパイロットプロジェクトは目覚ましい成功を収め、8つの学校から2,000キログラム以上、8万点以上の廃飲料容器が収集されました。この取り組みは、環境保護と公共責任における高い水準を確立しました。今後トンガ全土に拡大することを楽しみにしています」と、これまでの取り組みの成果と今後の拡大に対する期待を述べました。

大沼洋子J-PRISM3チーフアドバイザーは、「本日、トンガリサイクル協会がコカ・コーラ社と協力し、トンガタプ島全域で飲料容器の収集を拡大する努力をしていることは、トンガリサイクル協会設立以来最大の成果を表しています」と祝辞を述べました。

コカ・コーラユーロパシフィックパートナーズ (CCEP)のコマーシャルディレクターであるライアン・マホニー氏は、「ペットボトルを集めて、指定の収集場所にお持ち下さい。皆さんにもそうするよう呼びかけましょう。私たちは一緒に持続可能な未来に向けて大きな一歩を踏み出しています」と、祝辞の中でトンガ市民に呼びかけました。

式典の最後に、TRAのサイモネ・ブキ会長は、「リサイクル可能な資源の循環は私たちにとって非常に困難です。海外に送ることはできません。単純に処理に費用がかかりすぎるからです。輸送費が負担になっています。材料の値段だけでは十分ではありません。TRAの役割は、それら廃棄物の各種情報を調査し、コカ・コーラ等の企業と協力して、それらを海外に送り、世界的なリサイクルを行い、これらの再生材料を循環型経済に再統合することです」と、この取り組みの意義を強調し、このプログラムを支援しているパートナー全員に感謝の意を述べました。

TRAの同プログラムで回収されたPETボトルとアルミ缶はTRAの同施設の圧縮機により圧縮処理された後、PETボトルはマレーシアに、またアルミ缶はオーストラリアにそれぞれ輸出される予定です。

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TRAリサイクルセンター看板
(TRA Recycling Center Signboard)

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TRAのPETボトル・アルミ缶圧縮機
(TRA's PET bottle and aluminum can compressor)

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トンガリサイクル協会サイモネ・ブキ会長
(Mr. Saimone Vuki, Tonga Recyclers Association)

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設立記念式集合写真
(Group Photo of the Ceremony)