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バヌアツでの活動(2025年3月)

J-PRISM3専門家チームは2025年3月4日から27日にかけてバヌアツで現地活動を実施しました。

バヌアツにおけるJ-PRISM3の成果は、以下の事項を主に目標としています。
成果1:都市廃棄物及び災害廃棄物管理を対象とした戦略及び計画に関わる活動の強化
成果2:ポートビラ市とルーガンビル市の廃棄物最終処分場の衛生埋立化に向けた改善
成果3:リサイクル可能な資源の分別収集の強化
成果4(広域):域内における知見や経験の共有

2025年3月21日にポートビラで第2回合同調整委員会(JCC)を開催し、これまでの進捗状況と今後の計画について協議しました。環境保護・保全局(DEPC)のGrace Naparau局長と同局職員、ポートビラ市役所(PVCC)のDavid Hopa助役と同役所職員、シェファ州政府職員、奥田直久駐バヌアツ日本国特命全権大使、在バヌアツ日本国大使館職員、JICA本部及びJICAバヌアツ支所職員、PVCC及びシェファ州政府のJICA海外協力隊員、J-PRISM3専門家チームが参加しました。

これまでのプロジェクト活動の進捗および達成事項は以下の通りです。

  • 既存の国家廃棄物・汚染管理戦略、災害廃棄物管理計画及びポートビラ市、ルーガンビル市廃棄物管理計画をレビュー
  • オンラインデータ収集ツールを使用した運搬車両の台数、各車両のナンバー、サイズ、積荷内容・積載状況、写真の試行的記録
  • バヌアツおよび他国における廃棄物分別に関する情報や活動について調査および分析
  • 2025年2月10日から14日にかけてサモアで「持続可能な埋立地システム」に関する域内研修を開催。バヌアツから3名のカウンターパートが参加し、大洋州9カ国からの参加者とともに学んだ。一行は2つの処分場を訪れ、各国の情報・知見・経験を共有し、取り組むべき共通の課題を議論し、新たなネットワークを構築するなど、積極的に参加した。

また、2024年12月17日にポートビラを襲った地震を受け、2025年1月13日から17日にかけて震災廃棄物に関する準備調査を実施し、主要な問題・課題、緩和策、必要な支援を確認しました。

JCCでは、地震に起因する建設・解体廃棄物に対する活動を追加することなどが協議・合意されました。さらに、バヌアツの廃棄物管理を強化するために協力し、大洋州地域内で経験や教訓を共有し、関係を強化していくことを再確認しました。

JCC開催の他、ルーガンビル最終処分場、ブッファ最終処分場、CBD被災地、地元リサイクル業者、リサイクル関連活動を実施している団体等への訪問や、国家災害管理局(NDMO)、災害復旧調整ユニット、公共事業省との協議を行いました。

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第2回JCC対面参加者

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ブッファ処分場入口:オンラインデータ収集ツールによる記録の試行

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ブッファ処分場

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被災建物からの災害廃棄物

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リサイクル業者訪問

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公共事業省との協議