家畜疾病データの活用: JICA直営専門家が獣医疫学分野の現地調査を行っています。
JICA直営専門家(獣医疫学)が派遣され、本プロジェクトと緊密に連携して、ベースライン調査を実施しています。
今回の現地調査では、主にプロジェクトの成果1に関する「重要疾病発生時の指揮系統およびそのSOP(標準作業手順書)の現状と課題」と「獣医疫学的観点からの疾病データ分析に基づく家畜衛生行政施策の検討と策定」、成果2の「獣医疫学分野の卒後教育内容の検討」、成果3の「モデルDVOでのアクティブサーベイランス活動案」について、カウンターパートと検討を行いました。
獣医疫学の観点から現地の様々な課題を俯瞰したことで、優先すべき課題が明確になり、プロジェクト活動内容が具体化されつつあります。
今後、専門家チームはベースライン調査結果を踏まえ、詳細な活動計画を検討していきます。
獣医サービス家畜衛生局疫学部門長と活動計画について協議する専門家
中央獣医ラボ職員と検査データの入力内容について協議する専門家