西岸地区家畜衛生サービス改善プロジェクト
Project for improvement of veterinary and animal health services in the West Bank
実施中案件
- 国名
- パレスチナ
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 農業開発/農村開発
- 協力期間
- 2023年2月~2027年6月
プロジェクト紹介
パレスチナの畜産業は、限られた土地、水の利権、低い生産性、 家畜疾病等といった問題を抱えています。特にイスラエルとの境界地域を中心に、口蹄疫(FMD)や小反芻獣疫(PPR)、ブルセラ病といった重要な家畜感染症が常在しており、乳や肉の生産性低下と家畜幼獣の損耗および死亡による著しい経済損失を生んでいます。
本事業は、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区において、家畜疾病対策にかかる中央レベルでの管理体制の改善、獣医ラボでの家畜疾病調査・診断能力の強化、モデル県において中央と地方のネットワークを構築することにより、獣医機関及びモデル県の家畜衛生サービスの改善を図り、もって西岸地区の家畜疾病コントロール体制の強化に寄与するもの。
(1) 上位目標:
パレスチナ西岸地区において家畜疾病コントロール体制が強化される。
(2) プロジェクト目標:
獣医機関およびモデル県の家畜衛生サービスが改善される。
(3) 成果
成果 1:家畜疾病対策にかかる管理体制が改善される。
成果 2:家畜疾病調査・診断能力が改善される。
成果 3:モデル県において、家畜疾病対策のための中央と地方のネットワークが構築される。