About Machine Translation

This site uses machine translation. Please note that it may not always be accurate and may differ from the original Japanese text.
This website uses a generative AI

河原成元教授、ドイツゴム学会「Carl-Dietrich-Harries Medal」を受賞 ― 本プロジェクトが取り組む研究成果が国際的に高く評価されました―

2026年9月24日、INBERBONプロジェクトの成果2「タンパク質フリー天然ゴムを原料とした医用品、自動車用品のプロトタイプが作製される」を担当している長岡技術科学大学の河原成元教授が、ドイツゴム学会(Deutsche Kautschuk-Gesellschaft:DKG)より、Carl-Dietrich-Harries Medal*(カール・ディートリッヒ・ハリーズ・メダル)を授与されました。

このメダルは、ゴム分野における特に優れた科学的業績に対して授与される国際的に権威ある賞です。ドイツ・フルダで開催されたドイツゴム学会設立100周年記念式典において授賞式が行われ、河原教授は日本人として初めて同メダルを授与されました。

今回の受賞の対象となった研究題目は「天然ゴムのナノ海島構造の発見および構造と物性の関係の解明」です。河原教授は、タンパク質フリー天然ゴムの開発に基づき、目には見えない非常に小さなスケールで異なる成分が分かれて存在する構造、すなわち「ナノ海島構造」があることを発見しました。そして、この構造が天然ゴムの強さや伸びやすさ、耐久性といった性質に大きく関係していることを明らかにしました。

河原教授が今回の受賞対象となった研究は、INBERBONプロジェクトの中心となる研究の一つです。本プロジェクトでは、河原教授をはじめとする日本側研究者とハノイ工科大学のベトナム側研究者が連携し、天然ゴムの構造と性質の関係に関する研究を進めるとともに、天然ゴムからタンパク質を除去する技術の開発に取り組んでいます。さらに、プロジェクトでは、タンパク質フリー天然ゴムの大量生産に向けた製造技術の開発や、製品化を見据えた医用品(タンパク質アレルギーの方々も使用可能な手袋など)や自動車用品プロトタイプの試作にも取り組んでいます。

今回の受賞は、INBERBONプロジェクトが取り組む研究成果が、国際的に高く評価されたことを示すものです。今回の受賞を通じて、INBERBONプロジェクトが取り組む天然ゴムの研究について、日本やベトナムにとどまらず、世界からの関心がさらに高まることが期待されます。

*Carl-Dietrich-Harries Medal(カール・ディートリッヒ・ハリーズ・メダル)は、ドイツゴム学会(DKG)がゴム科学分野における特に優れた研究業績を称えて授与する、国際的に権威ある賞です。約100年の歴史の中で、これまでの受賞者は33名に限られ、そのうち3名がノーベル賞受賞者です。

関連記事
https://msb.nagaokaut.ac.jp/news/awards/2852/?fbclid=IwY2xjawUpa3hleHRuA2FlbQIxMQBwZG9mA3NydGMGYXBwX2lkATAAAR5HBBWRcTzvJiltuIaIt8YAATu6S1oQPFloNj_yf8oeaZ7lmlgytFYvLP6fhg_aem_SupiBCxqCxMhhYKC6wsbuQ

Carl-Dietrich-Harries Medalを授与された河原教授

Carl-Dietrich-Harries Medal(カール・ディートリッヒ・ハリーズ・メダル)

表彰状

ナノ海島構造のイメージ