コメ種子生産拡大及び品質向上のための能力強化プロジェクト
Project on Capacity Development for Enhancement of Rice Seed Production in Nigeria
実施中案件
- 国名
- ナイジェリア
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 農業開発/農村開発
- 協力期間
- 2025年4月~2029年4月
プロジェクト紹介
ナイジェリアは、国土の約8割(約71百万ha)が耕作に適した土地で、肥沃な土壌と豊富な水資源を備えた、農業生産ポテンシャルの非常に高い国です。人口の6割以上が農林水産業に従事する農業国であり、アフリカで最多のコメ生産量を誇ります。しかし、輸入にも依存しており、1ha辺りの平均収量はアフリカ地域の平均と比べて低く、人口増加に伴う国内需要の増加に十分に対応できていません。こうした状況の中で、コメの生産性と品質を向上させるため、「種子生産の改善」が「籾生産・貯蔵量の増加」に次ぐ優先課題とされています。ところが、認証種子(CS)の生産を担う民間企業や種子生産農家の数や技術が不足していることに加え、CS生産に必要な原種種子(FS)の品質が低いことが課題となっています。また、稲作農家における高品質種子や改良品種を利用するメリットへの理解が十分ではなく、CSの利用率は全稲作農家の約3割にとどまっています。さらに、種子認証に必要な人材や施設設備が不十分で、品質管理や認証制度が適切に機能していないという問題もあります。
本事業は、ナイジェリアの対象2州において、ナイジェリア連邦農業・食糧安全保障省傘下の連邦農業局、国立農業種子評議会(NASC)、国立穀物研究所(NCRI)、州農業・農村開発省、種子会社および種子農家の種子生産・品質管理能力を強化することにより、コメのFS及びCSの生産と品質管理のシステムを強化し、種子生産量の向上に寄与することを目指します。
【上位目標】
対象州において、コメのFSとCSの生産が増加する。
【プロジェクト目標】
コメのFSとCSの生産及び品質管理のシステムが強化される。
【成果】
成果1:現在の種子生産と品質管理の実施上の課題とニーズに基づき、プロジェクト受益者の能力開発のための計画が策定される。
成果2:質の高いFSの生産及び取扱いに関するNCRI所員及び種子会社スタッフの能力が向上する。
成果3:質の高いCSの生産及び取扱いに関するコメ種子会社のスタッフ、契約種子農家、コミュニティの種子農家、その他の関係者の能力が向上する。
成果4:FS及びCSの認証のための圃場審査及び種子検査に関するNASC職員の実施能力が向上する。
協力地域地図

