統合固形廃棄物管理のための自治体連携管理モデル確立プロジェクト
The Project for the Establishment of Intermunicipal Governance Model for the Integrated Solid Waste Management
実施中案件

- 国名
- ホンジュラス
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 環境管理
- 協力期間
- 2024年4月~
プロジェクト紹介
ホンジュラスでは都市部を中心に、不適切な廃棄物管理による自然環境や公衆衛生への影響が深刻となっています。廃棄物管理は地方自治体の責任ですが、地方自治体においては衛生的な最終処分場の整備や適切な廃棄物管理に関する技能・知識を持った人材が限られており、その育成が課題です。
ホンジュラスの地方行政では、廃棄物管理等の特定の公共事業を行うために、近隣の地方自治体同士が自治体連合を結成し、広域的な行政サービスの提供を行う事例が存在しています。本事業では、自治体連合による広域的な統合固形廃棄物管理モデルの草案の作成及びパイロットサイトでのモデル検証を行います。これによって、自治体間協力による統合固形廃棄物のモデル形成を図り、それによってホンジュラス全国の自治体における自治体間協力による統合固形廃棄物管理の促進を目指します。
加えて、2023年3月にG/A締結した無償資金協力「感染性廃棄物管理改善計画」において、本事業の対象自治体連合の最終処分場で使用される重機が整備されており、本事業ではこれらの機材の効果的な活用や運営体制の強化も実施します。
【上位目標】
自治体間協力による統合固形廃棄物管理が促進される。
【プロジェクト目標】
自治体間協力による統合固形廃棄物管理のモデルが形成される。
【成果】
成果1
SERNAにより自治体間協力による統合固形廃棄物管理のガイド草案が作成される。
成果2
AMUPROLAGO自治体連合における自治体間協力による統合固形廃棄物管理のモデルが形成される。
成果3
MANCURISJ自治体連合における自治体間協力による統合固形廃棄物管理のための財政管理モデルが形成される。
成果4
SERNAにより自治体間協力による統合固形廃棄物管理の普及が促進される。