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革新的技術を活用したマラリア及び顧みられない寄生虫症の制圧と排除に関する研究開発

Project for Malaria and Neglected Parasitic Diseases Control and Elimination Using Advanced Research Technique, Communication Tools and Eco-health Education

実施中案件

ラオス国立パスツール研究所にて、マラリア学・寄生虫学・昆虫学センター職員のPCR研修(カムアン県で発生したマラリア・アウトブレイク時の血液検体からDNA抽出をする準備の様子)
国名
ラオス
事業
技術協力
課題
保健医療
協力期間
2023年8月~2028年8月

プロジェクト紹介

ラオスにとって、貧困の克服と経済発展の妨げの一つとなっているのが、未だ排除ができないマラリアや顧みられない寄生虫症(NPDs)を含む感染症の課題です。

本事業はマラリア及び対象NPDsの流行地域において、無症候性・低密度マラリア原虫感染を含むより的確なマラリア診断の実施、遠隔地での流行や薬剤耐性マラリアの広がりを含むマラリア流行状況の把握、NPDs流行状況把握のための診断技術の開発・導入、革新的な吸虫不活化技術の有効性評価、モデルビレッジにおけるエコヘルス教育の導入を行います。これによって、新規診断法の開発・導入とフィールドでの革新的予防対策技術の試行によるマラリア及びNPDs 対策の強化を図ります。

【上位目標】
マラリア及び顧みられない寄生虫症(NPDs)の感染が、プロジェクトで確立した新規診断法の導入と予防対策の実践によりラオス全土で制御または排除される。

【プロジェクト目標】
マラリア及びNPDs対策が、新規診断法の開発・導入とフィールドでの革新的予防対策技術の試行により強化される。

【成果】
成果1: マラリア流行地域で、無症候性マラリア原虫感染や低密度マラリア原虫感染を含むより的確なマラリア診断が、新しい診断技術によりなされる。
成果2: 遠隔地での流行や薬剤耐性マラリアの広がりを含むマラリアの流行状況が把握される。
成果3: NPDs の流行状況把握のための診断技術が開発・導入される
成果4: 革新的な吸虫不活化技術の有効性が評価される。
成果5: モデルビレッジにおいて研究結果に基づいたエコヘルス教育が導入される。

協力地域地図

革新的技術を活用したマラリア及び顧みられない寄生虫症の制圧と排除に関する研究開発の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • Malaria field survey at hard to access village in Nong District, Savannakhet Province サバナケット県ノン郡の僻地の村で実施されたマラリア調査の様子 (写真提供:Mr. Taofic Bouwe) 

  • Hand over the LAMP machine to Nong District Hospital, Savannakhet Province サバナケット県ノン郡病院へLAMP機材の供与  (写真提供:石上盛敏) 

  • Malaria LAMP training program at Nong District Hospital, Savannakhet Province サバナケット県ノン郡病院でのマラリアLAMP法導入研修(実技)の様子 (写真提供:石上盛敏) 

  • Target fish for pulsed power treatment 魚に寄生しているタイ肝吸虫にパルス電流をかけて寄生虫駆除実験をします。 (写真提供:石橋雄大) 

  • Dissection of fish for collecting Opisthorchis viverrini metacercariae タイ肝吸虫 被嚢幼虫(メタセルカリア)を採集するための魚の解剖 (写真提供:熊谷貴) 

  • Bithynia spp. snail collection ビチニア貝の採集 (写真提供:Dr. Phoyphaylinh Prasayasith) 

  • Snail host of Schistosoma mekongi (Neotricula aperta) 中間宿主の巻貝の中でメコン住血吸虫の感染幼虫(セルカリア)が育ちます。貝に与えることでセルカリアの発育を抑える特殊な飼料の研究を実施中です。 (写真提供:Dr. Phoyphaylinh Prasayasith & Dr. Naruemon Bunchom) 

  • Water sample collection from Mekong River: environmental DNA study 環境DNA技術を活用した感染リスクマップ制作のために定期的な採水をしています。 (写真提供:Mr. Valencia Joseph Evangelista) 

  • Environmental DNA water sample filtration 採取した水をろ過したフィルターからDNAを抽出しPCR法で寄生虫とその宿主生物のDNAを検出します。 (写真提供:Dr. Parita Hansana) 

  • Meeting with District Education Officers at Mounlapamok District, Champasak Province エコヘルス教育研究対象地であるチャンパサック県ムラパモック郡教育スポーツ局との打ち合わせ (写真提供:Ms. Suknaly Thoumma) 

関連情報

本プロジェクトの他の期・フェーズ

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