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パイロット地区における警察官向け「地域警察研修」の実施(2025年4月~7月)

「地域警察強化プロジェクト」では、2025年4月から7月にかけて、ヤムスクロおよびガニョア地方の警察署で勤務する警察官(計619人、うち女性66人)を対象に、「地域警察研修」を実施しました。

コートジボワールでは2000年代に内戦が発生し、警察を含む国家の統治機能が大きく損なわれました。2011年の紛争終結後、市民に信頼される警察の構築を目指して、「地域警察」の概念が導入されましたが、これまでの取り組みは「住民協議会」の設置が中心で、地域警察活動が広く実践されるには至っていません。

こうした背景を踏まえ、本プロジェクトでは、パイロット地区の警察が地域警察の理念を深く理解し、現場での実践につなげることを目的に研修を実施しました。2025年4月14日から6月25日にかけては、両パイロット地区の25警察署で勤務するすべての警視および警部を対象に、3日間の研修を計17セッション開催。警察署の幹部として、地域警察活動を計画・指導する役割を担う、計244人(うち女性21人)が、警察と住民の関係、治安の現状、地域警察実施計画、犯罪情報分析の手法などについて学びました。

続いて、7月9日から19日にかけては、住民と直接接する役割を担う巡査を対象に、2日間の研修を計20セッション開催。375人(うち女性45人)が、地域警察官としての使命や役割について、路上でのデモンストレーションも交えながら学習しました。

参加者からは、「地域警察の重要性を理解できた」「ケーススタディが実践的で役立った」「具体的な手法を学べた」などの声が寄せられました。研修後、各警察署では署長のリーダーシップのもと、「地域警察実施計画」が策定されており、プロジェクトでは今後、その実施を支援していく予定です。

グループワークの様子(ガニョア)

グループワークでの議論を発表(ガニョア)

グループワークでの議論を発表(ヤムスクロ)

研修会場の様子(ヤムスクロ)

集合写真(ガニョア)

集合写真(ヤムスクロ)