6. 第2回、第3回母子手帳開発ワークショップ
母子手帳開発チームのメンバーは、4つのグループ(妊娠、出産/産後、新生児、小児)に分かれて、母子手帳の内容作りを進めています。合意した編集ルールに基づき、実際の活用現場をイメージしながら母子手帳に掲載すべき情報の取捨選択をしたり、メッセージの方向性を確認しています。
本案件のカウンターパートであるDr. Vera Baziari (Head of the Maternal and Child Health Division)は20年前にJICAの研修で日本を訪れた際に、日本の母子手帳と出会い、それ以来ジョージアで母子手帳を導入することを目指してきました。「ジョージアに母子手帳を導入することで、母子保健サービスの継続性を向上することができると信じてきました。この度、ジョージア版母子手帳の作成が始まり、多くの専門家の方々が熱心に協力してくださる姿を見て、とても嬉しく思います。私は、母子保健行政官としての経験と日本の研修で得た知見から、この手帳がジョージアの全ての母子と医療従事者のみなさんに役立つものとなるよう、チームに助言しています。ジョージア保健省とJICAの技術協力はこれが初めてですが、両国の強みを生かした協力は、ジョージアの女性と赤ちゃんの健康の向上に役立つと確信しております。」
保健省で執務中のカウンターパート