母子健康手帳を活用した母子継続ケアの質向上プロジェクト
Project for Improving the Quality of Continuum of Care for Mothers and Children through the introduction of Maternal and Child Health Handbook
実施中案件

- 国名
- ジョージア
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 保健医療
- 協力期間
- 2024年2月~
プロジェクト紹介
ジョージアにおける母子保健指標に関し、新生児死亡率、妊産婦死亡率等依然として高く、その背景には、母親やその家族の、母子保健サービスにアクセスするタイミングや合併症などのリスクに係る認識が欠如しており、そこには母子継続ケアのアクセス及び質に課題があることが考えられます。
本事業は、アジャリア自治共和国のバトゥミ地区、コブレッティ地区、クフロ地区において母子手帳の開発及び導入を主軸とし、母乳育児や予防接種などの産後ケアを含む母子保健サービスの提供者や母親・家族が母子手帳を有効活用するための能力強化、母子手帳の有効活用に係るモニタリングの実施、全国展開戦略の策定を行います。これにより、アジャリア自治共和国において、妊産婦及び家族の母子継続ケアに係る知識、態度、及び受診行動の強化を図り、もってジョージアの母子継続ケアのカバレッジと質の改善を目指します。
【上位目標】
ジョージアにおいて、母子継続ケアのカバレッジと質が改善される。
【プロジェクト目標】
パイロット施設において、母子保健サービス提供者が継続ケアの促進のために母子手帳を効果的に活用できるようになる。
【成果】
成果1
パイロット施設にて母子手帳が開発・導入される。
成果2
パイロット施設にて母子保健サービス提供者の母子手帳を有効活用するための能力強化が図られる。
成果3
母子手帳の全国展開戦略が策定される。