21. ジョージア政府と今後のプロジェクトの展開を話し合う会合を開催
2026年2月26日、ジョージア母子保健プロジェクトの第二回合同調整員会(Joint Coordinating Committee:JCC)が開催されました。JCCは、プロジェクトの進捗や今後の方向性について、ジョージア政府、JICA、関係機関が意見交換を行う重要な会合です。
今回の会合では、これまでの母子手帳パイロット活動の成果や課題に加え、今後の活動計画について共有されました。また、プロジェクトの成果をどのように確認していくかという指標の見直しについても議論が行われました。
2025年7月から、アジャラ自治共和国の16の病院(産科・小児科)で母子手帳のパイロット活用が始まり、妊婦さんや医療従事者による利用が少しずつ広がっています。「妊婦さんとのコミュニケーションが取りやすくなった」、「妊娠中から子どもの健康まですべて1冊にまとまっていて使いやすい」といった現場の声が紹介されました。一方で、より使いやすい母子手帳にするための改定や運用体制づくりなど、今後取り組むべき点についても議論が交わされました。
また、現在アジャラで行われている母子手帳の配布やモニタリングについては、今後アジャラの保健省や公衆衛生局が主体となって継続できるよう、段階的に引き継いでいく方向で調整が進められています。
会合では、アジャラ保健省の副大臣から、「母子手帳関連活動をアジャラの活動として継続して取り組んでいきたい」との発言がありました。母子手帳の印刷継続も含め、地域主導で取り組みを支えていく意向が示され、母子手帳を地域に根づかせていくための前向きな議論が行われました。
第2回JCC参加者(保健省第一副大臣(中央)、保健省医療政策局母子保健課長(左)、JICAジョージア支所長(右)
アジャラ公衆衛生局長(左)と公衆衛生局職員(帰国研修員Mariamさん、右)
アジャラ自治共和国保健省副大臣