About Machine Translation

This site uses machine translation. Please note that it may not always be accurate and may differ from the original Japanese text.
This website uses a generative AI

24. アジャラでの母子手帳パイロット活動終了に伴う引き継ぎ 地域主体運用への第一歩

2025年7月から始まったアジャラ自治共和国での母子手帳のパイロット活動は、2026年6月に終了しました。1年間の取り組みを通じて、6,581冊の母子手帳が妊婦さんやその家族の手に届けられ、今ではアジャラに住む妊婦さんの90%以上が妊娠初期に母子手帳を受け取っています。妊娠期から子どもの成長までを一冊で記録できる利便性も、徐々に地域に広がっています。
パイロット活動は終了しましたが、アジャラでの母子手帳の取り組みが終わるわけではありません。今後、ジョージアで全国展開が実現するまでの間は、アジャラ保健省と公衆衛生局(PHC)が主体となり、地域での運用を継続していきます。そのため、プロジェクトでは、パイロット活動開始当初に策定した母子手帳の管理・標準作業手順書である「MCH Book Management Guide」を改訂しました。改訂にあたっては、パイロット活動実施期間中にPHCや医療機関で実務可能と判断された手順、記録様式、参考資料などを基に、現場で活用できる内容として整理しました。
7月16日には、このGuideを含め、プロジェクトが管理していた母子手帳の在庫や電子データなどをPHCに移管し、母子手帳の運用業務を正式に引き継ぎました。現在はPHCが主体となって、各医療機関との連携、母子手帳の在庫を管理するとともに、月次報告書の回収など、継続的なモニタリングを行っています。
さらに、母子手帳を途切れることなく地域の妊婦さんや家族に届けていくため、アジャラ保健大臣と、次年度以降、自治共和国政府の予算で母子手帳を印刷することについても協議しました。
(その際の様子は、以下のアジャラ保健省のFacebookに掲載されています)

https://www.facebook.com/story.php?story_fbid=1484526673702704&id=100064361572591&mibextid=wwXIfr&rdid=rXboxtVjlLTGUIgD#

母子手帳は、妊婦健診や予防接種の記録だけでなく、家族と医療者をつなぐ大切なコミュニケーションツールとして期待されています。今回の引き継ぎは、母子手帳を地域に根づかせ、より多くの家庭に届けていくための重要な一歩となりました。

photo

アジャラ公衆衛生局(PHC)への母子手帳在庫、他、運用のための資機材の譲与。左:局長のRusudanさん、右:母子手帳運用管理を担うスタッフのMariamさん

photo

アジャラ公衆衛生局(PHC)のMariamさん(写真中央、帰国研修員)への母子手帳月次報告書による統計データの運用引き継ぎ

photo

国立疾病管理公衆衛生センター(NCDC)のアジャラ支部長と面談。ジョージア国内各州やアジャラ自治区におけるNCDC支部の役割などの意見交換を行った。今後の母子手帳全国展開戦略策定時の参考となる。

photo

最終化されたManagement Guide of the Maternal and Child Health Book for the Autonomous Republic of Adjara

photo

産科や小児科のパイロット医療施設にて、改訂版マネジメントガイドの説明、母子手帳の持参率向上にむけた課題や継続的活用に関する意見交換。

photo

山間部で活躍する村落医師と母子手帳活用について意見交換。過疎化が進む地域での乳幼児の健康管理や予防接種は、村落医師・看護師が担っている。

photo

パイロット施設の受付に掲示される母子手帳持参を促す「お知らせ」やポスター。ある小児科施設による自発的取組みを参考に、全パイロット施設でもアイデアを展開。