濵卓至チーフアドバイザーが黒岩祐治・神奈川県知事らと共にDao Hong Lan保健大臣と会合
2025年11月14日、ベトナム保健省にて、保健ヘルスケア政策会合が開催され、JICAが技術協力を行っている「ウイルス性肝炎予防対策強化プロジェクト(VHEP)」に関連する重要な協議が行われました。会合には、Dao Hong Lan保健大臣、伊藤直樹・在ベトナム日本国特命全権大使、黒岩祐治・神奈川県知事、小林洋輔・JICAベトナム事務所所長が出席し、JICA長期派遣専門家であり、神奈川県から派遣されている濵卓至チーフアドバイザーも参加しました。
濵チーフアドバイザーからは、JICAの技術協力に基づき進められている本プロジェクトの目的、活動内容、成果指標、今後の協力の方向性について説明がありました。具体的には、肝炎ウイルスの早期発見・予防接種の重要性に関する啓発活動、保健省および地域病院間の連携強化、データ収集と疾病負荷の可視化など、実務レベルでの取り組みを紹介し、ベトナム国内の肝炎予防・管理体制の強化に対するJICAの貢献を明確に示しました。
なお、神奈川県の黒岩知事からは、県が推進する「未病(ME-BYO)」の理念とその実践について紹介がありました。JICAのプロジェクトと神奈川県の取り組みはそれぞれ独立した活動ではありますが、ベトナムにおける地域保健の改善や疾病予防という共通の課題に取り組んでおり、本協議は両者の知見を共有する貴重な機会となりました。
Dao Hong Lan保健大臣は、肝炎予防・管理体制の強化に対する強い関心を示され、JICAを通じた技術協力と地方自治体の知見活用を両立させる方針を表明。国際協力局および関係部局に対し、JICAおよび神奈川県との継続的な連携を推進するよう指示されました。
今回の会合は、JICAによる国際技術協力と地域レベルの知見共有を通じて、ベトナムの保健システムの質向上と持続可能な肝炎対策の強化に向けた重要な一歩となりました。今後もJICAは、「ウイルス性肝炎予防対策強化プロジェクト」を通じて関係機関と連携し、具体的な成果と課題を明確化しながら、プロジェクト活動を着実に推進してまいります。
Dao Hong Lan保健大臣
肝炎プロジェクトの説明を行う濵卓至チーフアドバイザー
会合の様子-1
会合の様子-2
集合写真