タイ側研究者による京都府立大学での研修
本プロジェクトの一環として、2025年11月中旬から下旬にかけて、タイ側研究者3名(Dr. Nuttapat Thiensuwan, Dr. Atikhun Chotirattachote, Ms. Chanoknun Kalvibool; いずれもチュラロンコン大学所属)が日本での短期研修に参加しました。
本研修は、京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 環境科学専攻 森林資源循環学研究室(宮藤久士教授)において実施され、木質バイオマスの化学的特性や分析手法に関する実践的な研修が行われました。研究者らは研修で針葉樹・広葉樹を対象とした試料調製、顕微鏡観察、抽出成分分析、リグニン及びセルロース成分の分析など、木材化学分野で用いられる基礎的かつ体系的な分析手法を学びました。
また、研究セミナーへの参加や、日本側研究者との意見交換を通じて、リグニンの高度利用や新たな分析・研究アプローチについて理解を深めました。加えて、大学附属演習林での実習では、木材の伐採・加工・保管といった実務的な工程を体験し、資源循環の視点から木質バイオマス利用への理解を深めました。
本研修で得られた知見や分析技術は、日タイ共同研究の推進や、バイオマス利活用技術の発展に貢献することが期待されています。
分析を行う研究者達
研究セミナーに参加する研究者達