農業系バイオマス利活用に関する現地調査
本プロジェクトの一環として、2025年12月15日から17日にかけて、プロジェクト関係者(チュラロンコン大学、京都府立大学)がタイ・チョンブリ県及びスパンブリー県において現地調査を実施しました。
本調査では、稲、オイルパーム、サトウキビを対象に、農業現場、加工施設、農家、関連団体を訪問し、収穫、加工、副産物の発生状況、廃棄物処理及び利活用の実態についてヒアリングを行いました。その結果、稲わら、パームの空果房(EFB: Empty Fruits Bunch)、サトウキビの葉などが、本プロジェクトで活用可能な農業系バイオマスとして一定量存在していることを確認しました。
また、各バイオマスには季節性や地域特性があることから、複数の原料を組み合わせて活用することで、年間を通じた安定的な原料供給が重要であるとの認識が共有されました。加えて、焼却削減や資源循環に向けた取り組み、認証制度(GAP、RSPO等)の動向についても情報収集を行いました。
本調査で得られた知見は、今後の持続可能な原料供給モデルの検討や、プロジェクトにおける研究開発及び社会実装の検討に活用される予定です。
サトウキビ畑でバイオマス調査を行った調査チーム
コメ農家にヒアリングを行う調査チーム
パーム農園でヒアリングを行う調査チーム