第2回プロジェクト進捗報告会
2026年3月10日、本プロジェクトの第2回プロジェクト進捗報告会を、ハイブリッド形式で開催しました。会議では、Output 1~3の進捗確認に加え、機材輸送計画、今後の設備計画、次回JCCに向けた調整について意見交換を行いました。
本会合では、タイにおける対象バイオマスの選定や、前処理・分画、触媒変換に関する研究の進捗が共有されました。Output 1では、コメ、サトウキビ、オイルパーム由来の廃バイオマスについて検討が行われ、短期的に実用性の高い候補としてアブラヤシ空果房(EFB:Empty Fruits Bunch)が有望であることが確認されました。Output 2では、リグニンの分画・回収に関する研究成果が報告され、Output 3では、リグニン由来化合物や糖、脂質などを高付加価値な化学品やバイオ炭化水素へ変換するための触媒研究の進捗が共有されました。
また、日本からタイへの機材輸送スケジュールについても共有され、2026年末までのチュラロンコン大学への設置を目指して調整を進めていくことが確認されました。あわせて、2027年2月から予定されている第2期を見据え、より大規模な前処理・分画・触媒変換に必要な追加設備や、SCGCとの連携可能性についても議論が行われました。
本プロジェクトでは、引き続き日タイの研究者及び関係機関が連携し、廃バイオマスの高付加価値化と持続可能な社会実装に向けた研究開発を進めていきます。
第2回プロジェクト進捗報告会の集合写真