第二次テマ交差点改良計画
The Project for the Improvement of the Tema Motorway Roundabout (Phase 2)
実施中案件
- 国名
- ガーナ
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 運輸交通
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2021年10月~
- 供与額
- 36.56億円
プロジェクト紹介
ガーナは、西アフリカ地域の交通ハブとなることを目標に、国際幹線道路の拡充・交通円滑化を進めています。同国では、道路交通が全輸送量の約95パーセントを占めており、近年の経済成長に伴う物流量増加に対応するために、道路拡張及び延伸が必要となっています。特に、首都アクラ、港湾都市テマを擁するグレーターアクラ州は、国土面積の1.4パーセントに人口の16.3パーセントが居住し、同州登録車両数が全国の登録車両台数の65パーセントを占める等、交通が集中しています。また、テマ交差点は、西アフリカ諸国経済共同体の重点回廊である「ラゴス・アビジャン回廊」及び内陸国のブルキナファソの国境へ繋がる「東部回廊」の二つの国際幹線道路の交差であると共に、首都アクラに接続する国内道路を繋ぐ5差路です。そのため、首都アクラ及び同国の最大のテマ港往復の交通の流入により、恒常的な混雑が発生し、都市圏道路交通及び長距離物流のボトルネックとなっています。この協力は、テマ市内において、テマ交差点の立体化を実施することにより、交通の円滑化を図り、ガーナの主要経済圏内及び内陸国との交通利便性向上及び物流改善に寄与します。