クマシ市における内環状道路改良計画
The Project for the Improvement of the Inner Ring Road in Kumasi City
実施中案件
- 国名
- ガーナ
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 運輸交通
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2025年10月
- 供与額
- 29.60億円
プロジェクト紹介
ガーナ政府は、国際幹線道路の拡充・交通円滑化を進めており、国内道路ネットワーク整備や舗装路拡充などに加え、タコラディ港からクマシ市(ガーナ第2の都市)を経由してブルキナファソを繋ぐ中央回廊の連結性向上を重視しています。
クマシ市は、日本が推進する西アフリカ「成長の環」回廊上に位置し、国道6号線、8号線、10号線の3つを内環状道路で連結しています。カカオをはじめとした農業や農産加工業、木材、鉱物業の集積地としてガーナ経済において重要なだけでなく、発展の進む南部・沿岸部と、相対的に開発の遅れている北部との物流を繋ぐ要所でもあります。また、人口は増加を続け、2045年には548万人に達する見込みです。一方で、道路インフラや交通安全施設の整備が不十分なため、慢性的な交通渋滞や交通事故発生リスクの増大が課題となっています。
本事業は、クマシ市内環状道路上のサンタシ交差点・アホジョ交差点の改良(ラウンドアバウトから信号交差点形式への改良、スリップ道路付加等)、サンタシ-アホジョ交差点間の未舗装区間の舗装施工及び同交差点間の2車線道路を4車線化することにより、クマシ市内の渋滞緩和、交通事故の削減を図るとともに、本事業区間の交通容量が増加することにより、内環状道路を中心として接続している国道6号線、8号線、10号線間の交通アクセスの更なる向上により、南部のテマ港等から北部地域への物流網の改善・接続を強化し、ガーナ及び西アフリカの経済発展、地域格差是正に寄与するものです。
【事業の目的】
本事業は、クマシ市の内環状道路において、主要環状交差点の平面交差点への転換、スマート信号機の設置、同交差点間の車道拡幅を行うことにより、市内道路交通の円滑化及び安全性向上並びに主要輸送回廊の物流網の改善を図り、もってガーナ及び西アフリカ地域の回廊整備に寄与するもの。
【事業内容】
ア)施設、機材等の内容:
【施設】既設環状交差点の信号機付き平面交差点への転換(2か所)、既設交差点及び道路の再舗装、既設2車線道路の4車線拡幅(3.2km)、道路付帯施設一式(照明装置等)、スマート信号機材28基(予備電源装置付き)
イ)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容:
詳細設計、入札補助、施工監理、スマート信号機の制御運用・管理技術指導
協力地域地図

