チルンド橋建設計画(ジンバブエ)

The Project for Construction of the Chirundu Bridge

終了案件

国名
ジンバブエ
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
運輸交通
交換公文(E/N)署名
1999年6月~
供与額
14.78億円

プロジェクト紹介

ジンバブエとザンビアの国境線であるザンベジ川に架かるオットーバイト橋は、1939年に建設されており、老朽化が進行していました。また、橋梁への接続道路が2車線であるのに対して同橋梁は1車線で、なおかつ55トンの重量制限があるなど、交通のボトルネックとなっていました。この協力では、同橋梁の100メートル上流に2車線のチルンド橋の建設を支援しました。これにより、通過車両の制限撤廃、国境通過時間の短縮化が図られ、運輸交通の改善に寄与しました。

協力地域地図

チルンド橋建設計画(ジンバブエ)の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • この協力で建設された橋梁。ザンビアとジンバブエとを結ぶ国際橋梁であり、アフリカ南北をつなぐ交通の要所の一つとなっている。 

  • 貨物を載せた大型トラックも通行する経済回廊の一部である。 

  • 橋上の様子(手前ザンビア、奥ジンバブエ。橋長400メートル)。 

  • 2002年完工を記念する銘板が橋に取り付けられている。 

  • 橋梁を越えると、両国ともにOSBP(One Stop Border Post)を導入した国境管理事務所が設置されている。注)OSBPとは、国境での出入国手続き(税関、検疫、出入国審査など)を2ヵ国別々で作業していたものを(ツーストップ)、共同作業にして簡易化(ワンストップ)にするシステム。 

  • 税関手続きをするドライバーたち。 

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