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小規模水資源開発事業(フェーズ2)

Small Scale Water Resources Development Project(Phase 2)

実施中案件

国名
バングラデシュ
事業
有償資金協力
課題
農業開発/農村開発
借款契約(L/A)調印
2017年6月~
借款契約額
118.53億円

プロジェクト紹介

バングラデシュは近年経済発展を遂げていますが、依然として総人口のうち約3割が貧困層とされています。特に農村部の貧困率は都市部より高水準であり、農民の所得向上のために、安定した農業生産を確保し、生産性を上げていくことが必要となっています。バングラデシュの農業において広く利用されている地下水は、過剰揚水等による減少傾向にあるため、表流水の活用促進が重要ですが、そのためには水資源管理施設の整備が必要となっています。この協力では、ダッカ管区他3管区の農村部において、小規模水資源管理施設整備や水管理組合への技術指導等を通じ、農業生産増加及び農民所得の向上を図ります。

協力地域地図

小規模水資源開発事業(フェーズ2)の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • バングラデシュ農村風景(同国の河川からなる肥沃な大地の恵みが作る大地は「ショナール・バングラ(黄金のバングラ)」と謳われる。同国の人口増加に伴う米の需要、また就労人口の約半数が農業に従事し、重要な労働力の受け皿である等、依然バングラデシュの農業の重要性は非常に高い。 

  • 本事業にて整備する調整水門(雨季に大雨から農地を守り、乾季に雨水を有効活用するための施設) 

  • 灌漑改良システム(雨季に大雨から農地を守り、乾季に雨水を有効活用するための施設) 

  • 水管理組合による調整水門の運営・維持管理 

  • 水管理組合の会議の様子 

  • 水管理組合の会議の様子(女性の参画も促進されている) 

  • 施設の運営・維持管理を担う水管理組合のオフィス(本事業にて建設予定) 

関連情報