シマドリ石炭火力発電所建設事業

インドでは近年の急速な経済成長に伴い、慢性的な電力供給不足が続いています。南部アンドラ・プラデシュ州でも都市圏の電力需要が急激に伸びており、2004年末時点でピーク時に約8パーセントの供給不足が見込まれていました。本事業（フェーズ1）は、最大出力1,000メガワット（500メガワットが2基）の大規模石炭火力発電所を建設し、電力需要の増加への対応と電力の安定供給を図り、もって同州の産業の活性化、それによる雇用拡大、農村電化や家庭電気普及などによる地域住民の生活改善に寄与するものです。