ホゲナカル上水道整備・フッ素症対策事業(フェーズ2)
Hogenakkal Water Supply & Fluorosis Mitigation (Phase 2)
終了案件

- 国名
- インド
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 水資源・防災
- 借款契約(L/A)調印
- 2009年3月~
- 借款契約額
- 170.95億円
プロジェクト紹介
インドのタミルナドゥ州のクリシュナギリ地区およびダルマブリ地区では、人口増加に伴って水需要が増加していましたが、年間降水量が少なく、通年で利用可能な表流水もないため、地下水の過剰汲み上げや枯渇等をもたらし、慢性的な水不足が生じていました。また、両地区の地下水には、人体に有害なフッ素が含まれており、安全な表流水を供給することが急務とされていました。この協力では、両地区において、コーベリ川を水源とする上水道施設の新設およびフッ素症対策の活動を行うことにより、急増する水需要に対する安全かつ安定的な上水道サービスの提供を図りました。また、インド全国で初めてフッ素症対策に包括的に組み込んだ給水事業であり、将来におけるフッ素症の発症の減少も見込まれます。