新・再生可能エネルギー支援事業

New and Renewable Energy Development Project

終了案件

国名
インド
事業
有償資金協力
課題
資源・エネルギー
借款契約(L/A)調印
2011年6月~
借款契約額
300.00億円

プロジェクト紹介

インドでは急速な経済成長に伴い、エネルギー消費が増加を続けている一方で、エネルギー供給源の53パーセントを石炭火力発電が占めていました(2009年時点)。CO2排出削減と電源の多様化を進めるために、同国政府は、新・再生可能エネルギー(風力、太陽光、コジェネレーション、バイオマス等)の普及に努めているものの、その全発電容量に占める割合は9パーセントに留まっていました(2009年時点)。日本は、新・再生可能エネルギー開発事業に必要な中長期資金を、インド再生可能エネルギー開発公社を通じた発電事業者向け融資資金として供給することにより、増加する電力需要に対応する安定的な電力供給の確保および電力供給源の多様化を図りました。

協力地域地図

新・再生可能エネルギー支援事業の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • この事業の融資対象(写真2〜4についても同様)の風力発電所。マハラシュトラ州のサイトで、当初設備計画19メガワットのうち14メガワットが現在稼働している。残りの5メガワットの発電機は調達済みだが資金不足で未設置である。 

  • A社 A社は5MWの発電設備を現在所有しているが、新たに25MWのバガスによる発電機を導入する事業である。 

  • C社 太陽光発電事業。アンドラプラデシュ及びテランガナ州4カ所のサイトで合計30メガワットの太陽光発電を行っている。 

  • Vellore製糖協同組合製糖プラント。事後評価時点で(2017年2月)製糖機近代化部分については対象の12社のうち、4社の設備が完成し、試運転を開始したばかりであった。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

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