パナマ首都圏都市交通3号線整備事業(第三期)
Panama Metropolitan Area Urban Transportation Line-3 Development Project (Ⅲ)
実施中案件
- 国名
- パナマ
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 運輸交通
- 借款契約(L/A)調印
- 2025年2月
- 借款契約額
- 1,594.96億円
プロジェクト紹介
パナマの首都圏西部地域には、2017年時点で首都圏総人口の約3割が居住しており、更に近年の住宅開発を通じて急速に人口が増加していています。特にパナマ運河西側から首都圏中心部の東側に向かう道路は片側2車線の一本道であり、運河渡河部に架かるアメリカ橋を中心として朝夕のピーク時に深刻な交通渋滞が発生し、都市機能が麻痺しているだけでなく、自家用車及びバスから排出される二酸化炭素による大気汚染が発生しているため、代替となる効率的な大量輸送公共交通システムの導入が求められています。
本事業は、当国首都圏中心部と同西部地域をつなぐ都市交通3号線(約25km)を整備することで、渋滞解消を始めとした都市の交通機能の改善及び二酸化炭素排出削減による大気汚染の緩和を図ろうとするものです。
【事業の目的】
本事業は、パナマ首都圏西部地域と中心部をつなぐ都市交通3号線を、十分に安全かつ信頼性のある都市交通システムとしての商業運行実績を有する質の高いモノレールの車輌及びシステムの導入を通じて整備することにより、都市の交通機能の改善及び二酸化炭素排出削減を図り、もって当国の持続可能な経済成長に寄与するもの。
【事業内容】
1)都市交通3号線に係るモノレールシステム調達
(十分に安全かつ信頼性のある都市交通システムとしての商業運行実績を有する質の高い調達先とメトロ公社の事前合意に基づき、土木工事のコントラクターに対しモノレールシステム(車両、信号、分岐装置、き電変電、軌道桁、車両保守設備、ホームゲート等)を調達するよう指定)
2)都市交通3号線に係るトンネル(アルブルック~パナマパシフィコ間の一部約5km)及び高架(パナマパシフィコ~シウダ・デル・フトゥーロ間約20km)・駅舎等の整備に係る土木・建築工事及びモノレールシステムに含まない資機材調達(パナマの調達制度に基づく国際競争入札及び契約変更)
(E/N締結・第一期L/A時には、当国によるPPP事業にて建設される第4架橋(車両交通との共用)によるパナマ運河渡河を予定していたが、同橋建設が用地取得等によって遅延していることから、渡河方法をトンネル方式に変更のうえ、本事業内において専用トンネル建設を実施する。)
(当初想定していた14駅のうち、3駅は建設時期を後ろ倒しすることとなったため借款の対象外。)
3)コンサルティング・サービス(トンネル部分)基本設計レビュー、詳細設計レビュー、実施監理等
協力地域地図

