東部輸出回廊整備事業

Eastern Region Export Corridor Improvement Project

実施中案件

国名
パラグアイ
事業
有償資金協力
課題
運輸交通
借款契約(L/A)調印
2014年6月~
借款契約額
178.97億円

プロジェクト紹介

パラグアイの農畜産業は、輸出額の約85パーセントを占める主要産業であり、特にパラナ河に隣接する東部地域は農作物の主要生産地で、昨今の世界的な穀物需要増に伴い穀物生産量が増大しています。しかし、パラナ河沿岸に位置する輸出港を繋ぐ接続道路の殆どが未舗装のため、生産地から離れたパラグアイ河から輸送されることが多く、効率的な道路輸送が困難となっており、道路インフラの整備は同国経済活性化を図る上で喫緊の課題となっています。この協力では、東部地域において、アスファルト舗装、橋梁の架け替えなどを支援します。これにより、同国の輸送効率向上を通じて輸出競争力を強化し、経済の活性化に寄与します。

協力地域地図

東部輸出回廊整備事業の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ESTE〜CEDRALESまでの礫(れき)舗装道路。礫舗装の上にアスファルトが敷かれている。拡幅整備区間。 

  • CEDRALESでは、輸出回廊から市街地までの舗装工事が行われている。ここからNATALIOまでが未舗装区間。 

  • ANDE高圧電線沿いの道路。両側は延々と大豆畑が続く。 

  • 輸出回廊沿い2ヵ所ある渡し船。ここでは一台ずつしか通行できない。渇水期や増水時は休止。ここは民間所有。右奥は流失した橋梁の橋脚。 

  • NATALIO〜RUTA6までの礫舗装道路。10年以上前に舗装し、維持管理はされておらず、所々破損している。 

  • 土地なし農民の集積地。 

  • 港湾施設へ続く礫舗装道路。対象7港のうち、4路線で整備されている。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

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