国鉄通勤南線活性化事業
IMPROVEMENT AND MODERNIZATION OF COMMUTER LINE SOUTH PROJECT
終了案件

- 国名
- フィリピン
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 運輸交通
- 借款契約(L/A)調印
- 1991年7月~
- 借款契約額
- 20.05億円
プロジェクト紹介
フィリピンの首都圏マニラは、急速な人口増加や都市化が進んでいます。そのマニラ中心地を南北に縦断しているフィリピン国鉄(PNR)通勤線は、住民にとって潜在需要の高い交通手段です。しかし、ディーゼル車両の不足や線路・鉄道橋の老朽化など、列車運行を阻害する要因があることが問題となっていました。この協力では、国鉄通勤南線(全長56.6キロメートル)において、線路、鉄道橋などのリハビリを支援しました。これにより、一日の利用客数の引き上げや、慢性的渋滞に悩む同首都圏住民の交通利便性の向上に貢献しました。