ピナツボ火山災害緊急復旧事業
PINATUBO HAZARD URGENT MITIGATION PROJECT
終了案件

- 国名
- フィリピン
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 水資源・防災
- 借款契約(L/A)調印
- 1996年3月~
- 借款契約額
- 69.11億円
プロジェクト紹介
1991年6月、フィリピンのマニラ首都圏から北方約90キロメートルに位置するピナツボ火山が460年ぶりに噴火し、大量の火山灰が周辺地域に降り注ぐという大災害が発生しました。約2万世帯が避難を余儀なくされ、火山泥流によって道路や家屋に多大な被害が出ました。日本は、緊急を要する被災地域において、道路の復旧や幹線道路交通網の確保を支援しました。またサコビア・バンバン川流域での砂防・治水施設(サンドポケット)の増強・建設などを行い、火山泥流堆積域の拡大を防ぎました。