新ボホール空港建設及び持続可能型環境保全事業(第二期)

New Bohol Airport Construction and Sustainable Environment Protection Project (2)

実施中案件

国名
フィリピン
事業
有償資金協力
課題
運輸交通
借款契約(L/A)調印
2018年10月~
借款契約額
43.76億円

プロジェクト紹介

サンゴ礁などの観光資源に恵まれているフィリピンのボホール州では、航空需要が急激に増加しており、今後の旅客数の伸びが期待されています。しかし、現空港の拡張は環境配慮の観点から困難な状況であるため、国際基準を満たし、安全で、十分な収容能力を備えた新空港の建設が必要となっています。この協力は第一期事業に引き続き、同州の州都対岸に位置するパングラオ島において新空港の整備を行います。環境に配慮しつつ、航空輸送の利便性と安全性の両立を図り、同地域における持続可能な成長に寄与します。

協力地域地図

新ボホール空港建設及び持続可能型環境保全事業(第二期)の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 3つのボーディングブリッジがある旅客ターミナルビル 

  • 空港に併設された下水処理場、人工湿地、廃棄物処理施設 

  • ピーク時に5機の旅客機がとまっている際の様子(2019年1月) 

  • ターミナルに設置されたソーラーパネル(480kw)日中は最大で30%の消費電力をカバー 

  • 駐車場 外灯は全てLED照明 

  • 空港に併設されたコントロールタワー、管理棟、発電所 

  • ソーキングヤード サンゴ礁による石灰岩で敷き詰められた地面は雨水を吸収・浄化する作用があり、空港建設中も周りの海へ汚染水が流出するのを防ぐことが出来た 

  • 空港内のチェックインロビー 

  • 空港内の手荷物受取所 

  • 空港内のトイレ 全て日本製品となっており、節水型のトイレとなっている 

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