民間投資支援事業

チュニジアは、産業構造の多様化のため、製造業（特に繊維・アグリビジネス・電気部品）やサービス業（観光、運送、ITサービス）の振興を図り、これら分野の中小企業の育成を目指しています。しかしながらチュニジアの中小企業は概して技術・財務・経営能力の面で脆弱で国際競争力を十分有していませんでした。この協力では、同国の中小企業に対して、低利かつ中長期の資金を供与することにより、新規創業および既往企業の規模拡大の促進を通じて中小企業の生産基盤整備を図り、産業競争力の強化と新規雇用機会の創出に寄与しました。