地方通信網拡充事業

TELECOMMUNICATION NETWORK EXPANSION PROJECT

終了案件

国名
ウズベキスタン
事業
有償資金協力
課題
情報通信技術
借款契約(L/A)調印
1995年6月
借款契約額
127.00億円

プロジェクト紹介

電話普及率が全国平均で100人あたり6.9回線と、先進国の6分の1から8分の1の水準であったウズベキスタン(1995年当時)。基幹伝送路や放送設備等の通信施設や電話交換機等の通信機器については、大半が旧ソ連時代に整備されたものであり、品質劣化及び老朽化が著しい状況でした。日本は、ウズベキスタン中・西部の地方中核都市において、デジタル交換設備、地方中核都市間を結ぶ基幹伝送路、放送システムの整備、無線加入者回線の設置等を支援し、通信網の拡充・通信事情の改善に寄与しました。

協力地域地図

地方通信網拡充事業の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • アングレンのマイクロ波送受信塔。ウズベキスタンの首都タシケントと東部フェルガナ盆地間の中継を行うマイクロ波送受信塔(電波塔)。塔の上部に取り付けられたアンテナが電波の送受信を行う。本事業を開始した1995年当時、ウズベキスタンの通信施設や通信機器の大半は旧ソ連時代に整備されたアナログ式の施設・機器であり、品質劣化や老朽化が著しかった。そこで、本事業はウズベキスタン全体の通信網の拡充・通信事業の改善をはかるために実施された。 

  • 光ファイバー伝送中継機器。タシケントとフェルガナ盆地間の中継を行う光ファイバー伝送中継機器。本事業により、光ファイバーによる基幹伝送路を2,649キロメートル、地域内伝送路を計2,359キロメートルにわたって整備した。光ファイバーによる地域内伝送路が整備された。これによって、ウズベキスタンの通信事情が大きく改善された。 

  • ヌクス・デジタル交換関連機器。ウズベキスタン北西のヌクスに設置されたデジタル交換関連機器。本機器によって、音声信号をデジタル化して処理できるようになるため、データや画像情報の伝送も可能となり、インターネット普及率の拡大に貢献した。本事業では324,409回線分のデジタル交換機が設置され、インターネットの利用者数が2007年時点で175万人となり、事業開始時の1995年(約400人)から約4,375倍にまで増加した。 

  • ヌクス・デジタル交換関連機器・維持管理支援システム。ウズベキスタン北西のヌクスに設置された維持管理支援システム。このシステムによって、電話・データ通信関連施設や、テレビ・ラジオ関連施設の維持管理を行っている。 

  • 供与された整備マニュアル。通信関連施設・機器の運営維持管理のために、関係職員に対するトレーニングや運用機器のマニュアル整備を実施した。 

  • 光ファイバー伝送網中継所。ウズベキスタン南西部のブハラに設置された光ファイバー地域内伝送網中継所。本事業のフェーズ2においては、通信のみならず、放送システムの整備も行われ、テレビ・ラジオ放送用送信機が増設されることにより、ウズベキスタンの山岳地域におけるTV放送事情が改善された。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

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