3.世界第2のSATREPS大国より(JICAベトナム事務所)

2016年4月11日

ベトナムは目下、日本の二国間援助最大の供与相手国で、空港、道路、橋、都市鉄道など多くのインフラが日本の支援で整備されています(現地にいると、これらのハードをJICA(官)が担い、それを「民」が活用・発展させる構図を実感できます)。このように、ベトナム向け円借款が多い理由は、ひとえに、ベトナムには借金を返す力も意思もあるからですが、そのことは、実施中の科学技術案件が、世界でもインドネシアに次ぎ、タイと並んで多いことにも反映されています。SATREPSでは、一方向的な技術移転より、むしろ共同研究の体制と能力が問われるからです。

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JICAベトナム事務所で本プロジェクトを担当するハイさん(左)と藤田所員(右)