14.タイの新品種開発拠点(害虫対策チームと種苗管理チーム、タイ・ラヨーン畑作物研究センター(RYFCRC)訪問)

2016年5月17日

世界のキャッサバ生産の中心地は、アフリカ、アジア、アメリカですが、アフリカの生産増が主に栽培面積の拡大によるのに対し、アジアにおけるそれは主に単収増により、新品種導入など技術革新の賜物です。あまり知られていませんが、その裏には、日本人研究者の多大な貢献があります。こうして、アジアのキャッサバは、家畜飼料や加工でんぷん原材料としての用途を広げ、小規模農家の貴重な現金収入源としての地位を確立させました。そして、そのことが、更なる新品種や新技術開発の原動力となったのです。その新品種開発の本拠地の一つが、本事業のタイのカウンターパート機関ラヨーン畑作物研究センターです。

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RYFCRCのカウンターパートたちは、月曜日には制服を着用する。

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RYFCRCの組織培養室

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RYFCRCの圃場で実施中のソーラー発電ポンプと水がめによる小規模灌漑実験

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RYFCRCの圃場で実施中のソーラー発電ポンプと水がめによる小規模灌漑実験

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RYFCRCの圃場で実施中の小規模灌漑実験

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RYFCRCの圃場で実施中の小規模灌漑実験