21.病理・害虫対策チーム、カンボジア西部を事前調査

2016年6月10日

バッタンバン大学(UBB)のカウンターパートたちが、タイ国境付近の2郡(Phnom Proek, Kamrieng)及びパイリン州で事前調査を実施しました。このところ国道でキャッサバの挿木を運ぶトラックをよく見かけますが、1月に植えた畑(写真1)や成長したキャッサバ(写真2)も多い一方、植えたばかりの畑(写真3)もあり、栽培時期は農家によって異なるようです。病害虫はいるでしょうか?葉の裏をチェックすると(写真4)…ハダニがいました(写真5)。ハダニは雨季には雨に流されます。また、コナカイガラムシも見つかりました(写真6)。さらにてんぐ巣病らしき症状のキャッサバも散見されました(写真7〜9)。

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写真1 2016年1月に挿し木をした畑

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写真2 成長したキャッサバ

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写真3 挿し木したばかりのキャッサバ

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写真4 葉の裏をチェックする

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写真5 ハダニ(黒い点が見るかな…?)

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写真6 コナカイガラムシに犯された株(横にいる虫が天敵ならいいのに…)

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写真7 てんぐ巣病に罹病しているらしきキャッサバ

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写真8 てんぐ巣病に罹病しているらしきキャッサバ

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写真9 てんぐ巣病に罹病しているらしきキャッサバ