27.冨岡文部科学副大臣、伊藤JST副理事、プロジェクトを視察

2016年7月19日

冨岡勉文部科学副大臣が、科学技術振興機構(JST)伊藤宗太郎副理事らとともにベトナム農業遺伝学研究所(AGI)の本プロジェクト現場を視察されました。AGIでは、理化学研究所の環境資源科学研究センター(CSRS)が、2012〜15年に「東アジア・サイエンス&イノベーション・エリア構想共同研究プログラム(e-ASIA共同研究プログラム)」(注)に参画し、最先端科学技術を用いたキャッサバの分子育種の共同プロジェクトを推進し、終了後もAGIと協力協定を結び、キャッサバやダイズの分子育種の共同研究を続けています。副大臣訪問に際しては、本プロジェクト種苗管理チームの関原明リーダーと徳永浩樹特別研究員が、プロジェクトの概要、キャッサバの組織培養の様子などを紹介しました。

(注)e-ASIA共同研究プログラム:東アジア地域における科学技術分野の研究交流を加速し、研究開発力を強化、環境、防災、感染症など、東アジア諸国が共通して抱える課題の解決を目指すプログラム。参加機関により3カ国以上の多国間国際共同研究の支援等を実施。日本からはJSTと日本医療研究開発機構(AMED)が参加。

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種苗管理チームの関原明リーダー

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キャッサバの植物体を初めて目にする冨岡副大臣(右から3人目)ら

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民間連携の必要性を力説される冨岡副大臣(右から2人目)

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水耕栽培について説明するCIAT石谷さん(右端)

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文部科学省からAGIハム所長(左)へ記念品贈呈