45.病理対策チーム、モザイク・ウイルス病と媒介虫に関する広域調査に向けたワークショップに参加@プノンペン

2016年9月6日

病理対策チームがカンボジア東部で再確認したキャッサバ・モザイク病(CMD:Cassava Mosaic Disease)は、幸いにもベトナム側には広がっていませんでしたが、過去にはアフリカ農家を根こそぎ荒廃させるなど、キャッサバにとって最大の脅威です。適切な対策をとるには、発生地の分布、発生率、範囲、病害程度、拡大方向などを突きとめなければなりません。そのためには、かなり広い範囲での調査が必要になり、オーストラリア国際農業研究センターの出資で調査が実現することになりました。病理チームの鵜家研究員は、早速、調査に向けたワークショップに参加し、情報共有ネットワークを確立しました。

【画像】広域調査に向けたワークショップに参加したベトナムとカンボジア政府関係者、CIATスタッフ、鵜家研究員(左から5人目)