2016年9月21日
現代のスマートフォンの機能は、人類を初めて月に運んだアポロ11号の搭載コンピューターをも凌駕しています。この機能を使えば、音声機能の充実とあいまって、文字を読めない山奥の住人にも情報の発信が出来ます。ですから、コンサルタントの方々は、もうわざわざへき地に調査に行く必要はなくなるのです。あるいは、ジャーナリストの方々も、わざわざ危険を冒して戦火に身を投じる必要はなくなります。戦場に取り残された一般住民をつなぐネットワーク・アプリさえあれば、リアルタイムで真実もウソも暴き出されるからです。遥かアフリカの地にもスマホが普及すれば、ボコハラムに連れ去られた少女らの探索にもスマホは決定的役割を果たすでしょう。そんなスマホが可能にする「新たなる対面」とも言うべきICT農業モニタリングの試みがノンラム大学で始まりました。