51.新たなる「対面」の衝撃!その2(ノンラム大学でICT農業モニタリング・セミナーを開催)

2016年9月21日

現代のスマートフォンの機能は、人類を初めて月に運んだアポロ11号の搭載コンピューターをも凌駕しています。この機能を使えば、音声機能の充実とあいまって、文字を読めない山奥の住人にも情報の発信が出来ます。ですから、コンサルタントの方々は、もうわざわざへき地に調査に行く必要はなくなるのです。あるいは、ジャーナリストの方々も、わざわざ危険を冒して戦火に身を投じる必要はなくなります。戦場に取り残された一般住民をつなぐネットワーク・アプリさえあれば、リアルタイムで真実もウソも暴き出されるからです。遥かアフリカの地にもスマホが普及すれば、ボコハラムに連れ去られた少女らの探索にもスマホは決定的役割を果たすでしょう。そんなスマホが可能にする「新たなる対面」とも言うべきICT農業モニタリングの試みがノンラム大学で始まりました。

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自らカンボジアでICT農業を展開するアグリバディ社ブランドン氏

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ベトナムにおけるICT農業モニタリングの先駆者を目指すノンラム大学ホアン博士(本事業害虫対策チームのベトナム・リーダー)

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アグリバディ・システムが畜産にも応用できるか質問する畜産学部生

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アグリバディ・システムはキャッサバ以外の作物にも応用できるのか質問する農学部生

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アグリバディ・システムが一般農家の経済的事情に対応できるのか質問する農学部生

【画像】セミナー参加者は250名を超えた!