101.一層の生産性向上に向けて(根菜類研究所との連携)

2017年2月22日

ベトナムのカウンターパート機関のうち、ノンラム大学を除く3機関は、農業農村開発省傘下の「ベトナム農業科学アカデミー(VAAS:Vietnam Academy of Agricultural Science)」に所属していますが、このアカデミー、1952年の創立当時は「作物生産研究所」、つまり作物の生産性向上を司る機関でした。そして「科学アカデミー」と呼称を変えた今でも、やはり主力は作物の生産性向上、すなわち基礎科学より応用化学に軸足を置いています。本事業の種苗管理チームは、同アカデミーの傘下で生産性の高い(収量の高い)キャッサバ品種を開発している「根菜類研究所」と密接な連携を行っています。

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ベトナム農業科学アカデミーのトアン副理事長(左から二人目)と根菜類研究所のヒエン副所長(右端)と

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根菜類研究所の育種圃場にて