120.ベトナム植物防疫局との連携強化(若手人材のJDS資金による九州大学留学(修士課程)が決定)

2017年4月15日

ベトナムの植物疾病管理を司るのは、農業農村開発省の植物防疫局(PPD:Plant Protection Department)であるため、プロジェクトは同局との連携を模索し(No.84)、また実施してきました(No.112)。そして、今また一つ、将来の連携につながる大きな前進がありました。同局の「侵入後植物検疫センター害虫調査セクション」に務めるチャン・ヴァン・チエンさんが、日本の「人材育成支援無償プログラム(JDS:Japanese Grant Aid for Human Resource Development Scholarship)に合格し、2017年10月より九州大学で修士課程を受講することになったのです。2年の修士課程の間に日本の植物防疫システムをみっちり習得し、帰国後にプロジェクトに貢献してもらえることが大いに期待されます。

【画像】植物防疫局・侵入後植物検疫センター害虫調査セクションのチャン・ヴァン・チエンさん(右から二人目)