129.枯れ木に花を咲かせましょう!その2(横浜市立大学辻先生らにお話を伺う)

2017年5月12日

キャッサバの育種(品種改良)のため、プロジェクトでは、キャッサバが、どのような環境変化(日長や温度変化など)で花が咲くのか、そのメカニズムを解明する(No.124)と同時に、開花(≒花芽の形成)を促すホルモン「フロリゲン(florigen)」を導入し、育種環境を整えます。実を言いますと、約80年前から謎に包まれていたこのフロリゲン機能を果たす特定のタンパク質を突きとめ、2015年にそのメカニズムを解明したのは、横浜市立大学の辻寛之准教授です。プロジェクトでは、その辻先生がAGIを訪問された機会をとらえ、関係者を交え貴重なお話を伺いました。

【画像】左から:徳永研究員(理研)、石谷上級研究員(CIAT)、辻先生(横浜市立大)、土岐先生(農研機構NARO)、遠藤研究員(農研機構NARO)、関先生(理研)