2017年9月4日
「生物的防除(Biological Control)」については、アジアではタイが先進国です(No.195)。しかし、タイのカウンターパートといえど、自ら実地に実験する機会は多いとは言えず、そのための応用力不足は否めません。またその背景となる原理を学ぶ必要もあります。特に、寄生蜂について、種類を同定した上で、発育や繁殖行動を観察・実験し、害虫の分子生物学的解析力を身に着ける必要があります。そのためにラヨーン畑作物研究センターのシリラクさん(No.195第3国研修講師)を九州大学に招へいし、高レベルの短期研修(約2週間)を実施しました。