204.タイ・ラヨーン畑作物研究センターのカウンターパートに対する本邦短期研修開始

2017年9月4日

「生物的防除(Biological Control)」については、アジアではタイが先進国です(No.195)。しかし、タイのカウンターパートといえど、自ら実地に実験する機会は多いとは言えず、そのための応用力不足は否めません。またその背景となる原理を学ぶ必要もあります。特に、寄生蜂について、種類を同定した上で、発育や繁殖行動を観察・実験し、害虫の分子生物学的解析力を身に着ける必要があります。そのためにラヨーン畑作物研究センターのシリラクさん(No.195第3国研修講師)を九州大学に招へいし、高レベルの短期研修(約2週間)を実施しました。

【画像】

津田先生(左)からDNA抽出法を習うシリラクさん(中央)

【画像】

バヌアツ共和国からの留学生(左:修士学過程)と一緒に短期研究に勤しむ

【画像】

松尾助教から形態学的分類方法の手ほどきを受ける

【画像】

バヌアツ共和国からの留学生(右:修士学過程)と一緒に短期研究に勤しむ