255.ベトナム・タイニン省でベースライン調査を実施

2017年12月10日

ウイルス病の発生が確認されたベトナムのタイニン省では、ウイルス感染面積に占める焼却処分済み面積が、今年9月の27.7%から、11月には38.3%(No.235)、12月も40.9%と少しずつ進展しています。そんなタイニン省で、農家の家計調査を実施しつつ、ウイルス病の発生状況、植物防疫官の指導に対する農家の反応、種苗の移動などについて調査しました。

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聞き取り調査を続けるノンラム大のニエンさん(右)

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芋を収穫した後、種苗用の茎は、このようにまとめて地面に立たせて保存する(先端部には新しい葉が出てくる)。その様子は、ネギ坊主ならぬ「キャッサバ坊主」といった風情

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植え付けのために切り分けられ袋詰めされたキャッサバの苗

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キャッサバ種苗の運搬に用いられる牛車