274.ベトナム原種生産圃場代替地のレイアウトと個体管理リスト作成

2018年1月20日

キャッサバは、酸性土壌や貧困栄養土壌と呼ばれる、いわゆる枯れ地や痩せ地で、灌漑がなくても一定の収量が期待でき、また日光を好み、乾燥に強いという強みを持ちますが、一方で、低温と湿潤過多には弱いという側面を持ちます。今般、南ベトナムの生産拠点で原種生産箇所に指定していた圃場(No.212、240)で、その弱点が露呈しました。水はけが悪かったために、水分が多すぎて植物の生長が阻害されてしまったのです。そこで急きょ、より水はけの良い個所を代替の原種生産圃場に指定して、区画レイアウトを描き、個体管理リストも作成し直しました。

【画像】代替原種生産圃場のレイアウト

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代替原種生産圃場

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代替原種生産圃場に植えられたキャッサバ健全種苗