299.ベトナム南部で収穫後の種苗用茎を調査

2018年3月10日

ドンナイ省ではキャッサバ芋の収穫が進むと同時に、次の植え付けのために種苗用の茎が多数保存されています。これを調査したところ、茎から発芽した新芽にコナカイガラムシが付着したままのものが見られました。そこでプロジェクトからは、植え付け前に浸透性農薬処理を施すようにアドバイスする予定です(苗を農薬液に浸けた処理をすれば、発芽して成長した植物体の全体に殺虫剤が浸透するので、後で殺虫剤をまく必要がないのです)。

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キャッサバ収穫中の農家

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保存中の茎を調査する害虫対策チームのダットさん

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保存されたの若芽には多くのコナカイガラムシが付着