326．キャッサバ・ディスクリプターの作成

計画的にキャッサバの品種が導入されたタイとは違い、東南アジアのその他の国で栽培されているキャッサバの品種は、栽培農家がそう思い込んでいるものとは必ずしも一致しないことが多いようです（カンボジアの場合など、品種名ではないニックネームで出回り、品種が特定しにくいものもあります）。そんな品種特定に貢献するのがディスクリプター（見分ける際の「目のつけどころ」）です。プロジェクトでは、このディスクリプター作成のための技術をまずタイから導入し（No.53）、その技術を使って実際にベトナムとカンボジアの普及品種のディスクリプターを作成します。