394.ベトナム開花誘因因子の解明試験つづく

2018年7月26日

昨年の比較試験の結果を受け(No.322)、バッカン省(北部山岳地)、AGIヴァンザン支所(ハノイ市)、植物遺伝資源センター(ハノイ市)、ラムドン省(南部山岳地)、ドンナイ省の計5箇所における生育試験がつづけられています。その結果、バッカン省の秋季における何らかの環境因子が開花に影響を与えている可能性が考えられます。そこで、これらの圃場のいくつかに気象観測装置を設置し、より詳しい情報データの収集をつづけるとともに、毎月、各地のサンプルを収集し、開花関連の遺伝子を解析する予定です。

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バッカン省の実験圃場で生育されるHL-S12

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バッカン省の実験圃場で生育されるKU50

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フンロック農業研究センターで生育されるHL-S12